2022年2月28日にオンライン交流会「里や森での環境教育・活動の今」を開催し、約20名の方にご参加いただきました。

話題提供者の3名は、日本環境NPOネットワークのメンバーでもあり、それぞれにご自身の所属があり、活躍されているみなさんでした。

佐々木さんからは、競争社会から共存の社会へ。森は共存で成り立っているので、これから森の時代になっていくというお話や、大学内にSDGsに関するサークルが立ち上がり、そこの学生のさまざまな取り組みについて伺いました。

豊田さんからは、団体の設立から現在の取り組みまでお話しいただきました。季節に応じた自然体験プログラムを竹林のなかで実施をしたり、地域の人と一緒になって、環境保全や地域づくりにも取り組んでいるとのことです。

唐澤さんからは、森のなかの境界がわからなくなっている現状から、測量などの依頼を受けることが多いという話や、山と都市とをつなぐ取り組みとして、学童保育施設の木造化に関わる大人や子どもが実際に山で林業体験などをしているとう事例を伺いました。

参加者からもチャットなどを通じていろんな質問が出ました。実際の会場で行うシンポジウム等と違い、チャットなどを活用できることや、さまざまな地域の人が気軽に参加できるのはオンラインの良いところです。

次回の日程はまだ決まっていませんが、今後も、引き続きこのようなオンライン交流会を企画していきたいと思います。